出島福祉村 代表者挨拶

私が大学卒業から建築士として一途に街づくりを行ってきました。街づくりの中で感じた様々な思いから、長崎市宮崎町に就労支援事業所B型「三和ゆめランド」を立ち上げました。その際どんな形で仕事を行うのか。一番避けたかったのか企業の下で行う仕事でした。自立し、直接ものを作り、自分たちでものを売る。その思いで、長崎の特産物びわの葉をお茶にし、福祉の事業と、お茶の加工販売でスタート。 びわ茶・ジャム・コーヒー、平成27年より宮崎町に就労支援事業所A型「三和の杜」でスイーツを製造を開始しました。本来、B型事業所のみの運営で充分と考えていましたが、障害を持つ方々と接する度に、多くの問題や課題を感じました。障害を持つ人生で、子ども時代のサポートとしての「放課後等デイサービス」、支援学校を卒業した後の「サポート就労支援事業所」「見守り型のデイサービス」、障がい者が「高齢化した時のケア」、そして「終の棲家」は。また、今まであまり表に出てこなかった、発達障害の方々など。これらの問題に対し丁寧に、取り組んで行く事が、出島福祉村の使命であり目標です。こららの問題解決には、「思い」だけでは結果は出ません。国や地方公共団体のサポートや金額面にも限界があります。これらの問題に対し、出島福祉村として、商品を企画して販売を担当する「株式会社合スカルパ」、原料を調達していく「株式会社出島ファーム」の2つを立ち上げ、【福祉、販売・企画、農業】のトライアングルを形成し、新しい福祉への挑戦をはじめました。街づくりは、健常な人たちと障害を持った人たちが、同じ地域・目線で暮らしていくために福祉・教育・経済的な潤いがあり、医療・住宅・社会的インフラ等の多くの条件が整合し、ユニバーサルデザインとして統合されることにあります。これら課題に、出島福祉村グループは全力で取り組んでいます。まだまだスタートしたばかりで、更なる多くの課題にぶつかる状況と思います。皆様方の多大なるご支援、ご協力をお願いいたします。

社会福祉法人 出島福祉村 理事長 池田賢一